Markup 桜ういろうログ: 【上念司】NHK職員の個人名を挙げ誹謗中傷デマを拡散

2019年3月7日木曜日

【上念司】NHK職員の個人名を挙げ誹謗中傷デマを拡散

経済評論家の上念司氏が3月6日朝、事実と異なるデマをツイッターに投稿しました。
NHKに勤務するディレクターの男性の実名を挙げ「しばき隊の『沖縄支部長」だった』とし「日本をdisる(貶める)活動を続けているんだって!」「また変な番組出てくるぞ」とフォロワーを煽っています。
7日午後時点でRTは5千以上、いいねは1万を超えています。
フォロワー数30万超のベストセラー作家の百田尚樹氏もRTしたこともあり、瞬く間に拡散しました しかし、そもそもツイート内容は事実なんでしょうか?

▽しばき隊の沖縄支部長?

インターネット上の百科事典wikipediaの関連項目によると「しばき隊」はフリー編集者の野間易通氏が2013年1月にツイッターで呼びかけて発足した市民団体「レイシストしばき隊」のことで、同年9月30日に解散しています。ヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会」などのデモに対する抗議行動を展開していたそうです。
 野間氏はその後「対レイシスト行動集団(Counter-Racist Action Collective、略称C.R.A.C.)」を主宰し、同様にカウンターを続けています。
 上念氏が攻撃している今理織氏は、確かに2013年から17年までNHK沖縄放送局に勤務し、沖縄戦などを取材した経歴があるようです。ツイッターを検索すると、どうも「沖縄支部長」ということを言い始めたのは@yoniumuhibiというアカウントの18年5月22日のツイート。「nos」というのは今氏のことを指しています。
ところが、このツイートに対し「デマだ」という指摘が相次いただためか、3日後の5月25日の投稿では「比喩的な表現」とトーンダウンしています。
意味不明の理屈で、支部長は比喩だと言いたいのだそうです。
その是非はともかく、このツイートが元になり、今も「沖縄支部長」というデマが流布している状況のようです。


▽当事者が全否定


 そうこうしているうちに「対レイシスト行動集団」(C.R.A.C)のツイッターが3月6日夜に公式コメントを出しました。
 「しばき隊にもC.R.A.Cにも沖縄支部どころか支部はひとつもない」「メンバーにNHK職員はいない」と上念氏のツイートを完全に否定するものでした。
 そして上念氏は「しばき隊のスパイ」であるとして「保守は馬鹿で嘘つきだと印象づけるのが彼の任務であります」と皮肉ってツイートを締めくくっています。事実確認もせず、デマを拡散して信頼を失うのは上念氏にとどまらず、保守を自称する人たち全体であるという指摘です。

▽日本disるというより・・・

上念氏は今氏について「日本をdisる活動を続けている」「変な番組」と決めつけています。これは本当でしょうか。
 今氏は、かつて沖縄県の米軍基地に大量の核兵器が持ち込まれていた事実を、米国の機密文書や証言、記録映像などから掘り起こし、17年9月にNHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」にまとめています。  
この番組は「日本をdisる」のではなく、逆に「米国によって沖縄がdisられている」ことを明らかにする内容ですよね。デイリーモーションにアップロードされた動画はこちら
米国施政下の出来事とはいえ、沖縄に秘密裏に核兵器が持ち込まれていた事実は、日米安保の下にある全ての日本人が知るべき内容です。それを報道の力で白日の下に暴いたのは今氏の熱意があればこそ。
 むしろ賞賛されるべき仕事です。


▽首相もヘイトスピーチを批判

また今氏が抗議活動を展開したレイシストによるヘイトスピーチに関し、安倍首相は2013年5月の参院予算委員会の答弁で「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ。日本人は和を重んじ、排他的な国民ではなかったはず。どんなときも礼儀正しく、寛容で謙虚でなければならないと考えるのが日本人だ」と批判しています。
  16年6月にはヘイトスピーチ規制法(本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律)が施行され、ヘイトスピーチは禁止されています。
 つまり今氏の抗議運動は、安倍首相の言葉を借りれば、排他的な国民ではなかったはずの日本人の名誉を守る活動でもあるのです。
 上念氏が今氏を批判する理由は謎ばかり。
 保守をdisる活動をしているという指摘もあながち外れていないかも?

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