【杉田水脈】橋下徹氏が「ザ・ポンコツ」「生産性はないのはお前だ」と批判
しかし、これは一方的な意見なのかもしれません。実は杉田氏は2017年に橋下氏にツイッターで徹底的に反論しているのです。
不公平になるといけないので、杉田氏の言い分も紹介しておきます。
▽悪口言ったことない
杉田氏は「私が当選したのは橋下さんのおかげ、維新の風のおかげ」と維新に対する感謝を明確にしています。また「悪口、影口(ママ)も言ったことがありません」と、動画に出てくるような橋下氏の批判を否定し、「女子中学生の喧嘩みたいな低レベルの嘘」だと断定しています。私が当選したのは橋下さんのおかげ、維新の風のおかげです。それを否定したこともなければ悪口、影口を言ったことはありません。「◯◯と仲良くしているから、あいつは敵」といった女子中学生の喧嘩みたいな低レベルの嘘をばら撒くのは辞めてください。 https://t.co/4jvqIDR5GY— 杉田 水脈 (@miosugita) July 30, 2017
続いて「証拠を出して下さい」「今まで証拠を出した人は皆無です」とたたみかけます。確かに証拠がないならデマと言われても仕方ありません。
これで最後にします。「維新や橋下氏に罵詈雑言ばかり浴びせて非礼を働いてきた」というの証拠を出してくださいと言いました。色んな方のかなり昔のツイートまで引っ張り出してきてリツイートしていらっしゃいますが、私の発言は一つもありません。今までこういうやりとりで証拠を出した人は皆無ですね pic.twitter.com/DqzEXBqRTA— 杉田 水脈 (@miosugita) July 30, 2017
さらに反論は続きます。「ツィッター(ママ)やfacebookをすべて見てください。私は一度も維新や橋下氏の悪口を発信したことはありません」。私も一通り拝見しましたが、その言葉の通り、現時点で確認できるSNS投稿からは確かに悪口らしき記述は見つかりませんでした。
「維新や橋下氏に罵詈雑言ばかり浴びせて非礼を働いてきた」とおっしゃるのなら、証拠を出してください。過去の私のツィッターやfacebookをすべて見てください。私は一度も維新や橋下氏の悪口を発信したことがありません。分党で袂を分かちましたが、悪口を言うようなことは一切していません。 https://t.co/bORRUjHDVA— 杉田 水脈 (@miosugita) July 30, 2017
▽当事者同士は話し合わず
本当に杉田氏が橋下氏や維新に悪口を言ったのか--。少なくともSNS上では確認できません。何が火元になって、どこに煙が流れていったのか。そもそも火元はあったのか。情報の伝達経路を見るとどうやらファーストコンタクトは松井一郎・大阪府知事から中田宏氏への電話連絡だったというのです。前回の選挙の時、中田宏先生の所に松井知事から電話がありました。「杉田水脈は維新や橋下の悪口を言い回っていてけしからん。兵庫六区に維新を立てる」中田先生は「そういう噂があるかもしれないが、杉田のブログ、ツイート、facebookなど全て確認してください。(つづく)— 杉田 水脈 (@miosugita) July 30, 2017
ここから分かることは、怒っている橋下氏と批判されている杉田氏とは直接話し合っていないということです。お互いに間に人を挟んでやり取りしているので、結局真偽がよく分からない結果となっているんですよね。まるで伝言ゲームですね。
▽「国士気取り」への反論は
橋下氏は杉田氏を「国士気取り」とこき下ろしていました。これについて杉田氏は以下のように説明しています。それは逆です。次も選挙に通りたければ関西だから維新の方が断然有利です。維新に行けば慰安婦問題も自主憲法制定もできなくなると言われました。私は選挙に通る為に国会議員になったわけではありません。 https://t.co/s2H7R8hK3X— 杉田 水脈 (@miosugita) June 3, 2017
杉田センセイの説明によると「維新に行けば慰安婦問題も自主憲法制定もできなくなると言われました」という理由で、不利になるのを承知で次世代の党を選んだのだということです。これを「国士気取り」と呼ぶかどうか分かりませんが、維新という政党で慰安婦問題や憲法改正を主張してはいけない政党だったんでしたっけ?
さらに、杉田氏は当時の様子を詳しく解説しています。
私が別れたのではありません。党が割れたのです。所属議員は1週間以内に石原新党、橋下新党のどちらかを選ばなくてはなりませんでした。そしてできたのが「次世代の党」と「維新の党」です。 https://t.co/ANUUr1Qkqh— 杉田 水脈 (@miosugita) June 2, 2017
脱会したのではありません。日本維新の会は分党して「次世代の党」と「維新の党(分党した人達と「結の党」が一緒になった)」になりました。「維新の党」は後に分裂して「おおさか維新の会」に。最近改名してまた「日本維新の会」になりました。「次世代の党」は改名して「日本のこころ」になってます https://t.co/ZyqQsL5FVf— 杉田 水脈 (@miosugita) October 30, 2016
こうした杉田センセイの反論に対し、橋下氏は返答をしていないとみられます。
▽特撮愛?
お互いに平行線のままの橋下さんと杉田センセイ。ただ、杉田センセイは不思議なツイートも残しています。「嘘をはね返したいという思いがあったとはいえ、行き過ぎだったと反省しています」。潔白を証明しすぎたと言いたいのでしょうか。それとも他にも何かがあったのか。実に気になります。本当にそうですね。嘘を跳ね返したいという思いがあったとはいえ、行き過ぎだったと反省しています。保身というつもりはなかったのですが。なんでもかんでも本当のことを言えばいいというものではない。以後、気をつけます。 https://t.co/bTdBwI9LFK— 杉田 水脈 (@miosugita) July 31, 2017
さらに、なぜか正義の味方になって一連のツイートを締めくくっている杉田センセイ。特撮愛ですか・・・意味がよく分かりません。
これはもう、杉田センセイと橋下氏が二人で徹底討論してもらう他なさそうです。嘘が許せない。人を貶めるのが許せない。不正が許せない。途中でわかりあえれば許す。最後は正義が勝たなくては嫌。私の原点は全部特撮愛。— 杉田 水脈 (@miosugita) July 30, 2017
「途中でわかりあえば許す」という展開になるのが理想的ですが「最後は正義が勝たないと嫌」な杉田センセイ。話は余計こじれそうな気がしないでもありませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿