Markup 桜ういろうログ: 【杉田水脈】記者に対する憎悪をネットで拡散するより、会見に応じよ

2019年2月20日水曜日

【杉田水脈】記者に対する憎悪をネットで拡散するより、会見に応じよ

 昨年7月のLGBTへの差別発言を機に謹慎し、報道陣からも逃げ回っていた自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が年明けから活動を活発化させています。院内で開かれた集会で個人情報を含む写真をツイッターに投稿したのはこのブログで既報の通り。注目すべきは、報道に対する憎悪の扇動に力を入れ始めたことです。

▽マスコミを犯人扱い

1月31日に自民党本部で開かれた国防部会・安全保障調査会合同の際、杉田氏は以下のようにツイートしました。
 部会での会合の内容が中央日報に一字一句違わずに報じられたことを問題視し「マスコミは入れていないが、凄い『壁耳』」と、あたかも記者が韓国側に情報を提供しているように読めるツイートを投稿。個人が特定されかねない記者の写真も添えています。
 これらの投稿に対し、フォロワーからは「害虫駆除をお願いします」「『壁耳』を徹底的に排除するために、スパイ防止法の早期制定が望まれる」といった批判が相次ぎ、「なにこの壁耳ハゲ。気持ち悪。ストーカーかよ」など記者の容姿を誹謗する発言まで飛び出しています。結果として憎悪がマスコミに向かった格好です。

▽誘導策は失敗に

ただ大多数のフォロワーは冷静で「自民党内部に情報提供者がいるのではないか」との認識を示しており、杉田氏の誘導は不発に終わりました。これはおそらく、自称ジャーナリストの有本香さんがネット番組で同じ問題を取り上げた際に、自民党内部犯行説を唱えたからだと思われます。

 フォロワーたちの反応に不満だったのか杉田氏は翌2月1日、この記者の写真を拡大して再びツイッターに投稿して、憎悪を向けようとしたのですが相変わらずリプの大半は「内部犯行説」を疑う説が強く、目論見通りにはいかなかったようです。

▽部会の内容は機密情報ではない

我々がここで確認すべきことは、そもそも自民党の部会の内容が「機密情報」なのかどうかです。自民党の部会は党政務調査会の下部組織です。省庁側から施策の説明があり、これについて出席議員が意見を述べて政策に反映させる仕組みになっています。部会での決定事項が政務調査会で了承され、自民党の政策になっていくのです。
 マスコミに非公開の会合であっても伝統的に壁耳の取材方法が取られているほか、先生方も「部会で~について質問した」と自らの選挙区の有権者にアピールするため積極的にブログに内容アップしたりしています。
 事実、佐藤正久外務副大臣は部会の内容を詳細にブログに投稿していますし、杉田氏自身も部会での質問内容に加え、資料の写真をツイッターで全世界に発信しています。資料には外交のキーパーソンになる官僚の氏名が記載されており、悪用される懸念も残るにもかかわらず、です。
 こう考えると、部会の情報は「機密」でも何でもないということです。杉田氏が情報がマスコミに部会の内容が出たことや、取材記者にあらぬ疑いを向けるのは「お門違い」としか言いようがありません。

▽市民集会の取材者にも矛先

既に記事に書きましたが、2月14日に参議院議員会館で開かれた韓国人徴用工に関する会合で、杉田氏は取材に来たテレビ局のスタッフの顔写真を無断撮影し、自身のフェイスブックに投稿しています。


 国会議員が、自らとは無関係な会合の取材に来ている人物の顔写真を晒す意味がどこにあるのでしょうか。

▽逃げ回らず会見に応じよ

昨年のLGBT騒動の後、杉田氏は報道各社が求める記者会見に応じていません。MBSが放送した「バッシング」にも彼女が質問に答えず、逃げ回る様子がカメラに記録されています。公人である以上、マスコミ報道に意見があるなら堂々と正面から取材に応じればいいはずです。

 こそこそと記者の顔写真を盗撮してツイッターに投稿することが、多額の血税を支給されている国会議員の仕事だとは思えません。言いたいことがあるなら、記者会見に応じるべきです。

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