Markup 桜ういろうログ: 2019

2019年4月25日木曜日

【杉田水脈】高円寺の騒動は選挙妨害か?

 杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が今月16日、統一地方選後半戦の杉並区議選(21日投票、22日開票)の応援演説でJR高円寺駅前を訪れた際、集まった群衆の一部から抗議の声が上がりました。この様子を「選挙妨害」だと非難する意見も相次いでいます。
 ここで一度、同様のケースでは当局がどう動いたのか、なぜあの場所で抗議活動が先鋭化したのか、今後どうするべきなのか、といったことを考えたいと思います。

▽集客の好条件

まず当日の様子を振り返ってみましょう。
 前日の15日午後8時14分、杉並区議候補だった男性がツイッターで杉田氏が高円寺駅南口に応援演説に来ることをアナウンスしたことから始まります。
 この情報はまたたく間にリツイートされ、情報が拡散されることになりました。
 杉田氏も16日午後1時、「本日、本会議とレクの終了後、高円寺駅に向かいます!よろしくお願いいたします」とツイート。
 予定通り準備が進む様子がリアルタイムで伝わりました。
 高円寺駅は新宿からJRで数分で、19時の開始時間は帰宅時間と重なったこともあり、多くの人が杉田氏を見ようと訪れました。
 演説の開始と共に現場の様子を伝えるツイートが次々と投稿され始めました。

 映像を見る限り、聴衆の行動は昨年の「LGBTは生産性がない」とする論文に対する抗議が中心で、プラカードを掲げて大声で「帰れ」と連呼する様子が目立ちました。
 杉田氏に対して話しかける人も現れ、現場の混乱した状況が伝わってきます。

 今回の一件は、事前に本人らから直接広報がなされたことに加え、演説場所のアクセスのよさ、仕事帰りにも寄れる時間設定などの条件がそろい、カウンターを含めた大量の聴衆が集まり、大きな抗議に発展したものと考えられます。

▽選挙妨害は重罪

こうした様子に杉田氏を擁護する立場の人たちからは「選挙妨害だ」という声が上がっています。
 さっそく法律を見ていきましょう。
 公職選挙法225条は次のように規定しています。
(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮こ 又は百万円以下の罰金に処する。
一 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀き 棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
(三は省略)

 確かに、応援演説をする者は「選挙運動者」に該当し、大声を出すことは「威力」という解釈が成立します。演説の妨害に関しても記述がありますね。
 さらに同法230条では多人数で225条を違反した場合の罰則を細かく規定しています。
(多衆の選挙妨害罪)
第二百三十条 多衆集合して第二百二十五条第一号又は前条の罪を犯した者は、次の区別に従つて処断する。選挙に関し、多衆集合して、交通若しくは集会の便を妨げ、又は演説を妨害した者も、同様とする。
一 首謀者は、一年以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。
二 他人を指揮し又は他人に率先して勢を助けた者は、六月以上五年以下の懲役又は禁錮に処する。
三 付和随行した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。

 首謀者に関しては有罪が確定すれば「最低でも懲役1年以上」、指揮した者は「6か月以上の懲役・懲役刑」となるのがポイントです。また周辺で一緒に騒いだ人たちも20万円以下の罰金または科料があるそうです。
 これは相当重い罪です。

▽首相のケースも逮捕者ゼロ

ただ実際に選挙妨害で立件されるのは、候補者自身の当選を阻む目的で、街頭演説中に本人に暴行を加えるケースが大半なようです。
 最近の事例を調べると、2015年11月の大阪市長選で、街頭演説をしていた陣営関係者に「殺すぞ」と言って模造刀を振り回した男が逮捕されています。13年7月には参院選東京選挙区に立候補した鈴木寛候補の街頭演説では、ペットボトルの液体を鈴木氏にかけた女が逮捕され、12年の衆院選では、堺市の男が街頭演説中の候補者の選挙カーのドアを開けて中に放尿したとして現行犯逮捕されています。
 杉田水脈議員のケースで言えば、彼女の主張に抗議したい人が集まったのであり、杉並区議候補の当選を阻む目的ではないようです。
 これは17年7月の東京都知事選でも秋葉原駅前で街頭演説に臨んだ安倍晋三首相に対し、聴衆の一部から「やめろ」「帰れ」というコールが起き、菅義偉官房長官が「選挙妨害だ」と批判したケースが今回の杉田氏の事例と重なります。
 その際も、結局のところ立件された人は出ませんでした。
 逮捕に至った事例では、模造刀を振り回したり液体をかけるなど、誰がどう見ても候補本人を含む陣営を恐怖に陥れる行動だったのが特徴です。それに対し、杉田氏のケースはプラカードや声で候補者以外に対し別のテーマに関して抗議しているだけです。
 もし立件するとすれば、相当ハードルが高そうです。
 ただ、杉田議員の騒動に関する夕刊フジの記事には「中にはビンを投げつけようとした者まで現れ、警察官に連行されたという」という記述があります。
 しかしツイッターに投稿された多数の映像にはそうしたシーンは一切写っておらず、あれだけの人数が集まったにも関わらず目撃情報すらありません。現場に展開した多数の警官に誰も現行犯逮捕されていません。
 通常の記事なら、「杉並署によると」「警視庁によると」と出所を明記するものですが、それもないため印象操作のための流言飛語のようにも読めます。
 もし、そうでないなら夕刊フジ側がきちんとソースを明示すべきです。

▽求心力維持に利用も

杉田氏はLGBTを傷つけた記事について謝罪せず、単に「誤解を招き心苦しく思っている」と釈明し、あたかも誤読した国民が悪いと決めつける表現で神経を逆なでしました。安倍首相も「まだ若いですから、そういうことをしっかり注意しながら仕事していってもらいたい」と擁護しています。
 杉田議員は比例単独で当選しているので、国民が選挙で直接審判を下すことはできません。不満を持った首都圏の人々が抗議の声を直接伝えられる場所が、今回の応援演説だったのかもしれません。「#会いに行ける杉田水脈」というハッシュタグがトレンド入りしたのも、機会を待ち望んでいた国民の多さを物語っています。
 カウンターの人たちは杉田氏に国民の怒りを伝える目的で集まったに過ぎず、それが、たまたま街頭演説の場所だったというのが真相のようです。
 ちなみに、全国的に有名になった候補者は、その後無事に区議に初当選しました。
 当の杉田氏は22日のご自身の誕生日に際し、暴力的な選挙妨害があったことなどを列挙し「卑劣な人たちの圧力に屈しない」と主張するツイートを3連投しました。最初のツイートに対しては1万以上の「いいね」が付き、結果として支持者の求心力を強めることに成功したようです。
余談ですが、なぜかこのツイートでパーティー券の購入を呼びかけており、ツイッターでは「これが被害者ビジネス」と揶揄する声も出ています。


▽権力監視には証拠収集を

公職選挙法の適用は慎重になされている面があり、選挙妨害の立件には直接的な暴力があったことを立証できなければ難しいようです。
 ただ今回のカウンター活動は、応援演説という選挙活動の中で実行されているため、検挙を免れたとしても違法スレスレの行動と批判される懸念があることも認識すべきでしょう。
 私個人としては、杉田氏には自由に話してもらい、その映像を撮影したり音声を録音してチェックしようという立場です。そのことが杉田氏のデマやヘイトを抑止し、国民の分断を煽るような活動を阻止することにつながるからです。
このところ相次いで安倍政権の閣僚が辞任していますが、応援演説などで不用意な軽口を叩いた一言が原因となっています。動かぬ証拠こそ、力を持つのではないでしょうか。
 国民が権力者を監視している姿勢を見せることが大事だと思います。

2019年3月15日金曜日

【杉田水脈】米国務省「LGBTは生産性がない」を問題視

米国務省が13日に公表した「人権報告書2018年版」の日本の項目に、自由民主党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が「性的指向と性自認に基づく暴力行為と差別、他の虐待」(Acts of Violence, Discrimination, and Other Abuses Based on Sexual Orientation and Gender Identity)の項目に登場しているのを発見しました。
どのような内容なのでしょう?
→報告書の原文はこちら


▽「LGBTは生産性がない」発言が世界に拡散

杉田センセイに関する記述は以下の通りです。

(原文)
A ruling Liberal Democratic Party (LDP) Diet member, Mio Sugita, wrote in a July article that LGBTI persons are “unproductive” as they do not give birth to children. After the article’s release, the LDP issued a statement saying that the party aimed for a diverse society, including LGBTI persons, and admonishing Sugita. The magazine subsequently ceased publication after an extensive public backlash against Sugita and the magazine, including from the disability community and prominent writers.

(和訳)
「与党自民党国会議員の杉田水脈氏は7月の記事で、LGBTIの人々は子供を出産しないため『生産性がない』と書きました。記事が発表された後、自民党は、党としてLGBTIの人々を含む多様性のある社会を目指しており、杉田氏を指導したとする声明を発表しました。その雑誌はその後、杉田氏と雑誌に対する障害者コミュニティや著名な作家も含めた大規模な大衆の反発の後、出版を中止しました」
※報告書は「LGBT」にインターセックス(中間的な性)の「I」を加えた表記としています。

 東京外国語大学卒業で自称ジャーナリストの有本香さんに「和訳が間違いだらけ」と嫌みを言われそうですが、どうか細かい誤訳や違和感はご容赦ください。
まあ、ざっと読んだ限り、杉田センセイの騒動を含めLGBTを巡る日本の現状が簡潔に書かれている印象です。

▽やはり記者会見を

人権報告書は、米国務省が人権の尊重が人類共通の利益につながるという考えに基づいて各国の状況を毎年作成しています。報告書は米国の議会に提出され、インターネットで全世界に発信されました。
 杉田センセイは衆議院の外務委員会に所属し、自民党の「外交部会」副部会長というお立場。中国のウイグル問題などからも明らかなように人権を巡る諸課題は外交ツールにもなる重要なテーマです。与党の外交問題の要職にいる以上、人権に関する国際的潮流を把握するべき重責を負っているはずです。
 ところが、今回の報告書によって杉田センセイには人権軽視派の烙印を押されてしまいました。「LGBTに生産性がない」という雑誌記事についての釈明会見は、未だに開かれておりません。ネット社会でダンマリは通用しません。繰り返し当時の問題を蒸し返されるでしょう。
 
こうした事態を回避するためには、杉田センセイが記者会見を開き、どのような考えでLGBTを「生産性がない」と表現したのか、多くの当事者を傷つけたことをどう考えるのか、今後与党議員としてどのように人権問題に対応していくのか--といった国民の疑問を答えることが必要だと考えます。
 2020年東京五輪・パラリンピックの開催都市は、性的少数者を含むあらゆる差別を禁止する五輪憲章の遵守が求められています。
五輪憲章はこちら
 杉田センセイは自民党女性局次長でもありますが、英BBCの番組「日本の秘められた恥」でも性被害に遭うのは女性の責任とも取れる発言をし、日本の人権意識の水準を世界に発信したことも忘れてはいけません。ぜひ記者会見を開催し、ご自身の言葉で人権尊重に対する決意を表明していただきたいところです。


▽その他の部分の和訳

報告書の該当項目の原文は3段落構成で、杉田センセイの記述は第二段落だけでした。第一段落と第三段落の和訳もおまけしておきます。

(原文)
No law prohibits discrimination based on sexual orientation or gender identity. There are no existing penalties associated with such discrimination, and no related statistics were available. The law allows transgender individuals to change their legal gender but only after receiving a diagnosis of sexual-identity disorder. Lesbian, gay, bisexual, transgender, and intersex (LGBTI) advocacy organizations reported no impediments to organization but some instances of bullying, harassment, and violence. Stigma surrounding LGBTI persons remained an impediment to self-reporting of discrimination or abuse, and studies on bullying and violence in schools generally did not take into account the sexual orientation or gender identity of the persons involved.

(和訳)
「(日本には)性的指向または性自認による差別を禁止する法律はありません。そうした差別に関する既存の罰則はなく、関連統計も入手できませんでした。法律では、トランスジェンダーの人が、性同一性障害の診断を受けた後に限り、法的な性別を変更することができるとしています。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の支援団体は、組織に対する妨害はないが、いじめ、嫌がらせ、および暴力についていくつかの例はあると報告しています。LGBTIの人々を取り巻くスティグマ(負の烙印)は、差別や虐待を自己申告の妨げとなっており、学校でのいじめや暴力に関する研究では、関係者の性的指向や性自認が考慮されていませんでした」

(原文)
In October the Tokyo Prefectural Government, as host city of the 2020 Olympics and Paralympics, enacted a law that states, “the Tokyo Metropolitan Government, citizens, and enterprises may not unduly discriminate on the basis of gender identity or sexual orientation,” in order to realize the antidiscrimination Olympic Charter. An NGO, Japan Alliance for LGBT Legislation, publicly lauded the ordinance as the first-ever prefectural ordinance to ban discrimination against LGBTI persons, but it also expressed concern about its effectiveness due to the lack of a remedies clause.
(和訳)
「10月には、東京都が2020年五輪・パラリンピックの開催都市として、五輪憲章の差別禁止を実現するため「東京都、市民、企業は性自認や性的指向に基づいて過度に差別してはならない」ことを定めた条例を制定しました。NGOである「LGBT法連合会」は、LGBTIの人に対する差別を禁止する初の都道府県条例として大きく賞賛しましたが、救済条項が無いことによるその有効性に対する懸念も表明しました」

2019年3月11日月曜日

【有本香】得意の英語ネタで批判者を公開処刑するも大恥をかく

東京外国語大学出身で自称ジャーナリスト有本香さんが得意の英語を巡り、まさかの大騒動を引き起こしてしまいました。面白い展開だったので、顛末を記録しておくことにしました。 事の発端は有本さんでした。3月10日午前1時52分のことです。
ツイートに批判的なリプをしたアカウントのプロフィールの英文が「間違いだらけ」だと皮肉たっぷりに断罪したのです。 プロフィールの英文は次のようなものでした。



"Do you hear the people sing? Singing a song of angry men. It is the music of a people who will not be slaves again."

ぱっと見た感じは散文的で歌詞のようですね。
有本さんのリプ欄には「翻訳アプリでも使ったのでしょう」「外大ご出身の有本さんにダメ出しされる英文のプロフィール、朝から大笑いです」と追従して嘲笑するコメントのほか「日本語文法英語訳ですね」「センター試験5割切るレベルの英語力ですね笑」などと文法のミスであることを強調する意見まで飛び出し、攻撃された方が気の毒になってきます。


まるで公開処刑ですね。怖いです。

▽実際は英国映画の歌詞だった

ところが、そうこうしているうちに「レ・ミゼラブル」の歌詞では?という指摘が・・・。試しにネット検索すると、全く同じ文章が2012年の英国映画「レ・ミゼラブル」の中で歌われる「民衆の歌」の歌詞として出てきます。
つまり、このプロフィールの文章は日本人ではなく外国の人が作った歌詞だった訳です。
フジイタカコさんの示した図によると、ほぼ一緒というか同じですね。


結局、種明かしがされるとネトウヨさんたちの追従は嘘のように静かになりました。
有本さん、確か静岡県戸田村から東京外国語大学に進学された神童だったはずなのに、こんなことも見抜けないなんて・・・まさに「ああ、無情」。
 この方のブログを拝見すると有本さんは東京外国語学部は卒業したのは事実ですが、ヒンディー語科だったそうです。まあ、だからどうだという訳ではないですが・・・。

▽それでも負けたくない

有本さんが、ここで白旗を揚げると思ったそのとき、3月11日午前9時22分にまさかのツイートが投稿されたのです。
な、なんと「間違いだらけ」なのは「定冠詞」だという説明!
添付画像は確かに定冠詞は全て「the」となっており、プロフィールの文章の「a song」「a people」とは異なります。
ここで間髪入れずにツッコミが入るのもツイッターならでは。 すかさず、オリジナルの映画の歌詞も定冠詞は「a」になっていると指摘が。

こちらがオリジナルの歌。歌詞に注目です。


ちなみに、フジイタカコさんが評論家の佐藤健志さんに確認したところ、実際には「a」と言っているけど日本語版CDの歌詞カードには「the」と書いてあるとのこと。 まあ、どっちでも意味は通じるということなんでしょうね。
有本さんは「民衆の歌」の歌詞との整合性を指摘したに過ぎず、英文それ自体の誤りとは無関係の部分です。「a song」「a people」であったとしても、文法上は間違っていないのです。
だめ押しのツイートが恥の上塗りをする結果となってしまいました。


▽謝ったら死ぬかもしれない病?

有本さんは誤りを認めるどころか、批判者を「ヘイトスピーカー」と誹謗したり、文法上は問題のない定冠詞に因縁をつけて逃げようして醜態を晒してしまいました。
 思い起こせば百田尚樹氏が昨年上梓した『日本国紀』の校正をしたのも有本さんでした。昨年11月の発売以来、ルイス・フロイスとフランシスコ・ザビエルを取り違えるなどのミスが次々と判明したのは記憶に新しいところです。
有本さんはチェックミスをなぜか百田さんに謝罪しましたが、読者に対しては正誤表の公表にも応じず、『日本国紀』は増刷のたびにこっそり訂正されました。今でも同書には単なる言葉のあやだった「マッカーサー神社」がさも計画されたかのように描かれたり、「ベ平連はソ連の活動団体」など根拠不明のデマがそのまま残されています。
 編集者として読者に誠実であれば、謝って事実を認めればいいのに、素直にできないのは「謝ったら死ぬかもしれない病」なのかもしれませんね。

▽おまけ

「レ・ミゼラブル」はミュージカルにもなり、「民衆の歌」は合唱などでも広く歌われています。
 日本語ですが個人的には「自由の森学園」の有志が国会前で披露したこのバージョンが好きす。有本さんのことは忘れて、どうぞ若者たちの歌声に耳を傾けてください。


▽おまけ②
 青山繁晴氏ウオッチャーのカルロストシユキさんが、今回の顛末について分かりやすい動画にまとめてくださいました!

2019年3月7日木曜日

【上念司】NHK職員の個人名を挙げ誹謗中傷デマを拡散

経済評論家の上念司氏が3月6日朝、事実と異なるデマをツイッターに投稿しました。
NHKに勤務するディレクターの男性の実名を挙げ「しばき隊の『沖縄支部長」だった』とし「日本をdisる(貶める)活動を続けているんだって!」「また変な番組出てくるぞ」とフォロワーを煽っています。
7日午後時点でRTは5千以上、いいねは1万を超えています。
フォロワー数30万超のベストセラー作家の百田尚樹氏もRTしたこともあり、瞬く間に拡散しました しかし、そもそもツイート内容は事実なんでしょうか?

▽しばき隊の沖縄支部長?

インターネット上の百科事典wikipediaの関連項目によると「しばき隊」はフリー編集者の野間易通氏が2013年1月にツイッターで呼びかけて発足した市民団体「レイシストしばき隊」のことで、同年9月30日に解散しています。ヘイトスピーチを繰り返す「在日特権を許さない市民の会」などのデモに対する抗議行動を展開していたそうです。
 野間氏はその後「対レイシスト行動集団(Counter-Racist Action Collective、略称C.R.A.C.)」を主宰し、同様にカウンターを続けています。
 上念氏が攻撃している今理織氏は、確かに2013年から17年までNHK沖縄放送局に勤務し、沖縄戦などを取材した経歴があるようです。ツイッターを検索すると、どうも「沖縄支部長」ということを言い始めたのは@yoniumuhibiというアカウントの18年5月22日のツイート。「nos」というのは今氏のことを指しています。
ところが、このツイートに対し「デマだ」という指摘が相次いただためか、3日後の5月25日の投稿では「比喩的な表現」とトーンダウンしています。
意味不明の理屈で、支部長は比喩だと言いたいのだそうです。
その是非はともかく、このツイートが元になり、今も「沖縄支部長」というデマが流布している状況のようです。


▽当事者が全否定


 そうこうしているうちに「対レイシスト行動集団」(C.R.A.C)のツイッターが3月6日夜に公式コメントを出しました。
 「しばき隊にもC.R.A.Cにも沖縄支部どころか支部はひとつもない」「メンバーにNHK職員はいない」と上念氏のツイートを完全に否定するものでした。
 そして上念氏は「しばき隊のスパイ」であるとして「保守は馬鹿で嘘つきだと印象づけるのが彼の任務であります」と皮肉ってツイートを締めくくっています。事実確認もせず、デマを拡散して信頼を失うのは上念氏にとどまらず、保守を自称する人たち全体であるという指摘です。

▽日本disるというより・・・

上念氏は今氏について「日本をdisる活動を続けている」「変な番組」と決めつけています。これは本当でしょうか。
 今氏は、かつて沖縄県の米軍基地に大量の核兵器が持ち込まれていた事実を、米国の機密文書や証言、記録映像などから掘り起こし、17年9月にNHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」にまとめています。  
この番組は「日本をdisる」のではなく、逆に「米国によって沖縄がdisられている」ことを明らかにする内容ですよね。デイリーモーションにアップロードされた動画はこちら
米国施政下の出来事とはいえ、沖縄に秘密裏に核兵器が持ち込まれていた事実は、日米安保の下にある全ての日本人が知るべき内容です。それを報道の力で白日の下に暴いたのは今氏の熱意があればこそ。
 むしろ賞賛されるべき仕事です。


▽首相もヘイトスピーチを批判

また今氏が抗議活動を展開したレイシストによるヘイトスピーチに関し、安倍首相は2013年5月の参院予算委員会の答弁で「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ。日本人は和を重んじ、排他的な国民ではなかったはず。どんなときも礼儀正しく、寛容で謙虚でなければならないと考えるのが日本人だ」と批判しています。
  16年6月にはヘイトスピーチ規制法(本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律)が施行され、ヘイトスピーチは禁止されています。
 つまり今氏の抗議運動は、安倍首相の言葉を借りれば、排他的な国民ではなかったはずの日本人の名誉を守る活動でもあるのです。
 上念氏が今氏を批判する理由は謎ばかり。
 保守をdisる活動をしているという指摘もあながち外れていないかも?

2019年3月2日土曜日

【杉田水脈】脅迫事件の結末、発表無しは政権の意向?

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)を脅迫した男が略式起訴されていた--。瞬く間に拡散した情報でしたが、ほとんど報道もなく、杉田センセイ自身もダンマリのまま。真相は依然として藪の中です。少し情報を整理した方がよさそうです。

▽肩書も誤り?
 今回の情報は公的組織から発信されたものではなく、@matseggさんの独自情報であることが特徴です。ただ一報の後、他のアカウントが周辺情報を収集した結果、初報とは少し異なるのではないかという声も寄せられています。
 最初の情報は次のようなものでした。

前の記事ではハッシュタグの「岩田鋼」という固有名詞が誤りであり、リプ欄で訂正されていることを書きました。
しかし、不幸にもこれをタレントの千葉麗子さんが引き写して拡散してしまい、後にリプ欄で訂正したものの誤った氏名が大拡散してしまいました。
 次に物言いがついたのは「大病院の内科部長」という肩書です。杉田氏と関係の深い漫画家のはすみとしこ氏はこのようなツイートを投稿しました。

この男性は警察に自首した後に勤務先を退職したというのです。つまり、勤務先に関しては初報は間違えていた可能性が出てきた訳です。はすみ氏は安易に電凸しないように呼びかけています。迷惑がかかるのだから当然の対応です。

▽産経が1か月前に報道していた

matzegg氏が「どこの新聞社も週刊誌も取材に行かないの???」と疑問を投げかける中、唯一報道していた新聞社がありました。産経新聞です。

これを見ると地方面である「東京版」のみの掲載だそうです。しかも都立高校の入試の記事の隣の小さな扱い。悲しいことに、実は1月25日の時点で報道していたことが、1か月後に知られたのです。どれだけ読者がいないんだ、産経新聞
 ネットの前のめりな姿勢と比べて明らかにトーン低いですね。
 注目すべきは取材相手。杉田氏が昨年7月に警視庁赤坂署に被害届を出したのだから、「赤坂署によると」と取材先を明記するのがスタンダードなスタイルです。ところがこの原稿を見ると「関係者」となっています。
 通常の記事にはあるはずの、男性の住所、氏名、職業、年齢に加え、逮捕と略式起訴の時期、罰金の金額など必要な情報が全くありません
 これは警察を取材しても「発表案件ではない」と詳細の回答を拒否された可能性が浮上します。
 少なくともネットで出回っている罰金の「30万円」という金額すら産経新聞は取材できておらず、この「関係者」も情報は余り持っていなかったことが推察されます。

▽人権派弁護士が圧力?

ネットでは産経の記事が小さかったことや、その他のメディアで報道されないことに不満が爆発し「報道しない自由」などと批判の矛先が向かっています。
 確かに命を守るべき医師が、国会議員に殺害予告をして脅すようなことは許されないことです。コンビニのコーヒーのカップにカフェラテを入れた男が逮捕されても発表する警察が、これは公表しないことはアンバランスとしか言いようがありません。
 ネットでは物知り顔(想像w)で「人権派弁護士が付いたから報道が抑制されている」というまことしやかな話をする人も出てきて、具体的な弁護士名がさっそく書き込まれています。当然、これも公的機関から出た情報ではないため真偽は全く不明です。

 しかし、具体的に3人の弁護士が報道を抑制するために何をしたかに関して説得力のある情報は一切出ていません。弁護士はクライアントの人権を守るため戦うのは当然なので、それを理由にするのはちょっと無理があるんじゃないかなと思いますけど。
 また、産経以外にも保守系の新聞やテレビもあるのに、全く情報が出ないのは他の理由がありそうです。

▽政権の意向か

ここで私が注目しているのは、杉田氏の動きです。
 一連の情報は親友の千葉麗子、はすみとしこの両氏がツイートしたことで、相互フォローしている杉田氏も把握しているはずです。産経新聞が報じたことも当然秘書から知らされたことでしょう。被害届の提出をツイートしているのだから事件が解決した旨をフォロワーに知らせるのが常識的な対応です。
 しかし、杉田氏は現時点で不自然なダンマリを続けているほか、関連するツイートにも一切「いいね」を押していません。杉田氏がブログに経緯を書けば、報道せずとも正しい情報が伝わるはずです。完無視しているのは、このニュースが大きく報じられることが誰かにとって都合が悪いことではないかと考えるのです。
 杉田氏の事件は「生産性のないLGBTに税金を投入するのは間違い」とする論文を発表したことが端緒。数千人が自民党本部を取り囲むデモが発生し、新潮社が雑誌の休刊を決めるなど自民党政権を大きく揺さぶったのはご存知の通り。

そしてまた警察が発表すると、再び事件のことが蒸し返される懸念があるのは言うまでもないことです。
 ご存知のように今年は選挙イヤーです。4月に統一地方選、7月に参院選を控えています。行政のスケジュールでは消費税の増税も予定されています。統計不正問題で再び信頼が揺らいでいる今、政権としては少しでもマイナスとなるニュースは避けたいのが心情ではないでしょうか。
 杉田氏がダンマリを続けている理由を考えると、人権派弁護士説よりも、選挙への悪影響を避けたい政権が情報を出さないよう動いている方が説得力があります。

▽全ては藪の中

と、つらつら書いてきましたが、信頼できる公的機関からの情報提供が全くないため、結局の所、分からないことだらけです。
 公的機関が認定していない男性の写真もネットで拡散されてていますが、個人情報の流出につながるので結構危ないんじゃないかなあと思って眺めています。
 以下、情報の整理です。

・7月23日  杉田氏が警視庁赤坂署に被害届を提出(杉田氏本人が発信)
日時不明  男が出頭?逮捕も不明容疑も不明住所、氏名、職業、年齢不明
日時不明  東京簡裁が脅迫罪で略式起訴(産経情報)
日時不明  罰金支払い(ネット、産経情報)。30万円(ネット情報のみ)
★弁護士   固有名詞が出ているが真偽不明(ネット情報のみ)

【杉田水脈】「悪口言ってない」橋下氏に徹底反論

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)に対し、前大阪市長の橋下徹氏が「ポンコツ」などと批判する動画の文字起こしをしました。
【杉田水脈】橋下徹氏が「ザ・ポンコツ」「生産性はないのはお前だ」と批判

しかし、これは一方的な意見なのかもしれません。実は杉田氏は2017年に橋下氏にツイッターで徹底的に反論しているのです。
不公平になるといけないので、杉田氏の言い分も紹介しておきます。


▽悪口言ったことない

杉田氏は「私が当選したのは橋下さんのおかげ、維新の風のおかげ」と維新に対する感謝を明確にしています。また「悪口、影口(ママ)も言ったことがありません」と、動画に出てくるような橋下氏の批判を否定し、「女子中学生の喧嘩みたいな低レベルの嘘」だと断定しています。

 続いて「証拠を出して下さい」「今まで証拠を出した人は皆無です」とたたみかけます。確かに証拠がないならデマと言われても仕方ありません。

さらに反論は続きます。「ツィッター(ママ)やfacebookをすべて見てください。私は一度も維新や橋下氏の悪口を発信したことはありません」。私も一通り拝見しましたが、その言葉の通り、現時点で確認できるSNS投稿からは確かに悪口らしき記述は見つかりませんでした。

▽当事者同士は話し合わず

本当に杉田センセイが橋下氏や維新に悪口を言ったのか--。少なくともSNS上では確認できません。何が火元になって、どこに煙が流れていったのか。そもそも火元はあったのか。情報の伝達経路を見るとどうやらファーストコンタクトは松井一郎・大阪府知事から中田宏氏(現防衛政務官)への電話連絡だったというのです。

 ここから分かることは、怒っている橋下氏と批判されている杉田センセイとは直接話し合っていないということです。お互いに間に人を挟んでやり取りしているので、結局真偽がよく分からない結果となっているんですよね。まるで伝言ゲームですね。

▽「国士気取り」への反論は

橋下氏は杉田氏を「国士気取り」とこき下ろしていました。これについて杉田氏は以下のように説明しています。

杉田センセイの説明によると「維新に行けば慰安婦問題も自主憲法制定もできなくなると言われました」という理由で、不利になるのを承知で次世代の党を選んだのだということです。これを「国士気取り」と呼ぶかどうか分かりませんが、維新という政党で慰安婦問題や憲法改正を主張してはいけない政党だったんでしたっけ?

さらに、杉田氏は当時の様子を詳しく解説しています。


こうした杉田センセイの反論に対し、橋下氏は返答をしていないとみられます。

▽特撮愛?

お互いに平行線のままの橋下さんと杉田センセイ。ただ、杉田センセイは不思議なツイートも残しています。「嘘をはね返したいという思いがあったとはいえ、行き過ぎだったと反省しています」。潔白を証明しすぎたと言いたいのでしょうか。それとも他にも何かがあったのか。実に気になります。

さらに、なぜか正義の味方になって一連のツイートを締めくくっている杉田センセイ。特撮愛ですか・・・意味がよく分かりません。
これはもう、杉田センセイと橋下氏が二人で徹底討論してもらう他なさそうです。
「途中でわかりあえば許す」という展開になるのが理想的ですが「最後は正義が勝たないと嫌」な杉田センセイ。話は余計こじれそうな気がしないでもありませんね。

2019年2月27日水曜日

【杉田水脈】ホント?センセイを脅迫した医師に罰金30万円!

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)を殺害すると脅迫したとして、ツイッター上で大病院の内科部長が略式起訴され罰金30万円を支払ったという情報が昨夜から駆け巡っています。これは本当なのでしょうか。

▽「報道側の人間」?


このツイートが出たのが2月26日午後8時54分
犯人とされる人物の実名が記載されたサイトにリンクが張ってあります。
リプ欄を見ると、フェイスブックとみられる文章も添付されています。

「杉田と私の間にどういう事件が起きているか、ご存知でしょう」「私は法律上の過ちを犯したことについて正統(ママ)な刑を受ける用意はある」などと記述され、確かに信憑性は高そうです。

ただ、この投稿が15週間も前のものであり「岩崎剛」なる人物が医師かどうかも第三者には分かりませんし、罰金30万円の記載も当然ありません。
当然真偽を確かめようとするリプがつくのですが・・・
「報道側の人間」だから情報を入手できたという説明をしています。
でも冒頭に報道しないマスコミを批判していたのはこのアカウント自身。
報道側の人間だったら、フツーに報道すればいいのでは?
謎は深まります。

▽爆発的に拡散するも仲間たちは慎重

と、いう疑問が残るのですがネットの情報拡散力はすごい。
フォロワー30万人以上の百田尚樹さんがリツイートして、一気に爆発。

さらに杉田氏と親しい女優の千葉麗子氏は27日午後1時28分にツイート。


悲しいことに本当は「岩崎」という名字を「岩田」と一部で打ち間違えています。
さすがに気付いたようでリプ欄で訂正しています。
これは最初のツイートのハッシュタグが岩田となっていたためでしょう。
チバレイさんは、さらに「娘をレイプする」という別の脅迫事件も一緒くたにしているのも不用意です。これは今回の殺害予告事案とは一切関係ありません。
ちょっと注意力が散漫なタイプなのかも。

そして、杉田氏の盟友の漫画家はすみとしこ氏はかなり遅れて27日午後3時33分に引用RT。

さすがに事実関係は注意深く書いていますな。
おそらく、はすみ氏のツイートが遅くなったのはどこか信頼できる筋から裏を取っていたとみられます。

▽おさらい

今回のものとみられる事件は今年7月に発生。「自分はゲイだと名乗る人間」から、杉田氏の事務所に「お前を殺してやる!絶対に殺してやる!」と書かれたメールが届き、杉田氏が7月23日に警視庁赤坂署に被害届を出したというものです。

自民・杉田水脈衆院議員に殺害予告 被害届を提出 寄稿論文と関係か(産経新聞)

自称「報道側の人間」によると、マスコミは既に情報をつかんでいるそうなのですが、報道できない理由があるようです。通常なら何らかの通院歴があるなど基準に引っかかるケースも考えられるので、マスコミを批判するのも早計かなーと思ったり。
いずれにしても事件の真偽が気になってモヤモヤしますよね。




【杉田水脈】見逃すな!センセイがお仕事机を大公開<後編>

前回に引き続き、自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)がツイッターに投稿し、全世界に発信した執務机の写真を見ていくことにしましょう。
「赤いティッシュ」や「名古屋巻きの名刺」、「ジャズピアニストのCD」といったセンセイ好みの小物に囲まれた平和な雰囲気とは一転、パソコンのデスクトップから漂ってくる不穏な空気の正体は一体・・・


▽デスクトップは要整頓

デスクトップは、予算委員会分科会の質問作成作業が終わりウイルスチェックソフトで処理中。ウイルスに感染して情報が流出したら大変なことですもんね。
 まあ杉田氏はご自身が無断で個人情報の入った署名簿を撮影し、世界に個人情報を流出させていますから、ハード面だけの対策には限界がありそうです。
 こざっぱりとした部屋とは対照的に、デスクトップには画像や文書などのファイルが無秩序に並んでおり、フォルダーを活用して整理すると作業効率は上がりそう。もし秘書の方がこのブログをご覧になられていたら、少し整理されることをオススメします。
 私の保存した画像データは解像度が低く、ここは原大隅守獅子丸さんに投稿していただいた写真から各ファイルを拝見させていただきます。

▽科研費関係はマストでしょ!

まずこれ。科研費に関係する文書ですかね。


 センセイは昨年、ご自身の考えとは異なる視点を持つ学者に支給された科研費をやり玉に挙げ「反日活動に使われている」というデマ主張を拡散しました。やがて、それは「名誉毀損訴訟」という巨大なブーメランとなって杉田氏に襲いかかることになったのは周知の通りです。
 杉田氏は当時、ツイッターのフォロワーさんに向け、ネトウヨさんが反応する「慰安婦」や「徴用工」などのキーワード検索をして、科研費批判を煽っていたので、このリストでも保存してあるのでしょうか。

 ちなみに杉田氏は、昨年3月ごろから科研費について散々騒いだ末、5月になって科研費の入門書をご主人に買ってきてらったことを告白しました。あちこちで文系の研究を批判して回っていたにも関わらず「文系のことについては依然分からず」というまさかの発言に、日本国中の杉田水脈ファンを驚愕させたのはいかにもセンセイらしいエピソード。普通は役人を呼んでレクさせるでしょう。それも怠っていたということを満天下に示した訳です。

 さらにその本が古本ではないかという精神科医の香山リカ氏の指摘もあり、大いに盛り上がりました。


昨年12月に放送されたMBSの「バッシング」の中で、杉田氏は「科研費には詳しくない」と公言し、「驚きでアゴが外れた」という119番通報が全国で相次いだとかそうでないとか・・・。

 いずれにせよ、公人としては国民を攻撃しておいて「そりゃねえだろう」という対応に終始しているセンセイでした。

▽維新・疑惑のファイル

続いて、これは何でしょう。

「兵庫県・維新議員の疑惑について」?そう読めますね。何やら物騒です。
杉田氏が初当選したのは、維新から兵庫6区で出馬した2012年。選挙区では落選しましたが、比例近畿ブロックで復活当選を果たしています。
 古巣である維新の疑惑・・・センセイは何かとても重要な秘密を握っているようですね。
 ちなみに国会議員に限れば、維新のセンセイは室井邦彦、清水貴之、片山大介の3氏の参院議員が兵庫県から選出されています。

 室井氏は野田内閣で国交政務官という要職を務め民主党から維新にくら替えした珍しい経歴を持ちます。清水氏は元朝日放送のアナウンサーで、片山氏は元NHK記者で日本維新の会共同代表の片山虎之助参院議員の次男だそうです。
 どの方の疑惑が握られているのか気になるところですね。
 室井先生のウィキペディアを拝見すると、杉田氏が敵視しそうな団体や議連に入られていることが分かりますが、どうなんでしょ?

 杉田氏は維新から分党した次世代の党に移り、次世代の党は「日本のこころ」に党名が変更されました。理由はよく分かりませんが、杉田氏は自民党に移り、選挙区のようにドブ板の苦労がない比例単独候補として楽々当選しました。羨ましいですね。
 橋下徹氏との確執があったり、やはり身を守るツールとして相手の弱点を押さえておこうということなのでしょう。さすが闘う政治家です。
 この他では「言論さくら組」のファイルも見えます。これは自称ジャーナリストの櫻井よしこさんが子分を集めたインターネット番組用のものですね。櫻井さんは杉田氏を安倍晋三首相に売り込んでくれた大恩人ですので、デスクトップに置くのは当然の成り行きでしょう。

▽消されたツイート

 現代は情報戦の時代。敵と闘う武器はナイフやミサイルではなく、今やパソコンなのですね。杉田氏が執務机をツイッターに投稿直後から、私もフォロワーさんたちとワイワイ盛り上がっていたのですが、悲しいことにセンセイはツイートを何も無かったかように削除してしまいました。
ご本人から説明がありませんので、理由は分かりません。議員の生活を身近に感じられる写真だったのに残念としか言いようがありません。

2019年2月25日月曜日

【杉田水脈】見逃すな!センセイがお仕事机を大公開<前編>

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が24日、衆院議員会館のご自身の執務室の机を全世界に公開されました。我々のような一般人は滅多に見られない機会なので、じっくりと拝見させていただくことにいたしましょう。

▽謎に包まれた執務室

杉田氏の国会事務所は公開情報によると、衆議院議員第2会館907号室にあります。ちなみに両隣はともに自民党議員で906号室は根本幸典氏(愛知15区、国交政務官)、908号室は穂坂泰氏(埼玉4区)の事務所が入居しています。
904、905の各号室は杉田氏が<敵>とみなす共産党のセンセイの部屋なので、エレベーターで杉田氏と一緒になると、かなり緊迫した雰囲気に包まれそうです。

 杉田氏の部屋は時折、インターネット番組などの収録に使われます。2018年2月15日には、英国BBCのインタビューを受けたことをツイートしました。

これが全景です。こざっぱりしていますね。本棚に並んでいるのは著書でしょうか。センセイ、緊張していますね。

ご参考までに、完成したBBCのインタビューは次のようなものに仕上がり、日本中の話題になるとともに、日本の人権意識の水準を世界に知らしめることになりました。
ただし、机の上がどうなっているのかはこの時点で謎に包まれていました。

▽趣味はジャズピアノ鑑賞?

前置きが長くなりましたが、杉田氏が公開した執務机はこちらであります。
ジャジャーン!


いろいろと理由がありまして、この画像はスクリーンショットになります。
まず気になるのは奥にあるCDです。

センセイの思想に何か関係があるのでしょうか。そもそも誰のなんというアルバムなのでしょう。気になっていたところ、ツイッターでmoldさんから有力な情報が・・・

GEISTEさんからもほぼ同時にリプがあり、みなさまの検索能力に感謝するばかりです。
私は栗山さんという方を今回初めて知りましたが、プロフィールによると2009年に東京音楽大を卒業し、米ボストンに留学後、ジャズピアノのプロとして楽曲をリリースされているようです。
ちなみにお姉様は「南青山少女歌劇団」3期生の栗山絵美さんだそうです。

センセイの意外な趣味・・・と思いましたがこれ開封されているのか気になります。

ライブはカッコいいですね。


▽官能の赤いティッシュ

続いて、気になるのは赤いティッシュであります。


この商品ですかね?「情熱的な薔薇の薫りとローションの魅惑的な肌ざわり」。官能的なティッシュをお使いのようです。「アカ」は鼻紙としてゴミ箱に捨てるという意思の表れでしょうか。でも4箱で1680円(税込み)・・・庶民にはお値段が高いです。さすが高給取り!

▽名刺は名古屋巻き

名刺は「本物以上」とネットを一部騒がせた顔写真付きのものですね。名古屋・栄の美容室「ブランコエレガンテ」で誕生し、20年くらい前に流行した名古屋巻き。オジサン世代から親しみやすいスタイルは、さすが自称保守の思想を反映しているようです。
ちなみに名刺をツイッターでアップする猛者も登場するほど。名刺交換すると自慢したくなる気持ちは分かります。ウオッチャーとしては1枚コレクションしたいです。

▽PCでアイコン管理

興味深いのは杉田氏はご自身の仕事用パソコン(富士通製)のデスクトップも世界に向けて公開されていることです。さっそく内容を拝見いたしましょう。
 まずは先ほどの名刺の顔写真のアイコンが2つ並んでいる点です。下の方には別の顔写真がありますね。これは以前ツイッターとフェイスブックで使っていたものです。現在は名古屋巻きバージョンなので、このPCでアイコンの管理をしていることが判明しました。

これが以前のアイコンですね。センセイらしく、内容も非常に興味深いツイートです。


長くなりましたので今回はここまで。次はいよいよ謎に満ちたデスクトップのファイル類の分析に移ります。

2019年2月22日金曜日

【杉田水脈】橋下徹氏が「ザ・ポンコツ」「生産性はないのはお前だ」と批判

自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)のLGBTに生産性がないとした雑誌記事に関するAbemaTV『橋下徹の即リプ!』(2018年7月26日放送)の文字起こしをしました。
 橋下徹氏が杉田氏を何度も「ポンコツ」と罵倒しています。元々は杉田氏が日本維新の会から12年の衆院選に出馬して比例復活で初当選したのに恩知らずであることが怒りの原因のようです。

▽ザ・ポンコツ

橋下徹氏:そういう意味では子供を産むことがすべて生産性じゃないからね。

サバンナ高橋茂雄氏:杉田議員というのがいう生産性はどういう意味なんですか。

橋下:文章全部を僕がまだ理解していないのかもしれないけど、僕は同性の場合は子供が産めないから。だから生産性がない。

ひろゆき氏:安倍首相のところも(子供)いなかったなあと思うんですけど。

橋下:この杉田水脈というのは元々維新の会の国会議員だったんですよ。ポンコツの一人。さっき言うてたポンコツ、ガラクタの一人。

ひろゆき:では、責任の一端は・・・

橋下:すみません。もう一人いたでしょ。上西ナントカって。あの辺の「ザ・ポンコツ」の一人

サバンナ:この方は、維新から元々ポンコツとしてデビューされ・・・

▽国士気取りの恩知らず

橋下:元々みんなの党から出るとか言っていたのに、維新の方が勢いがあったから維新の方に来て「応援に来てくれ、応援に来てくれ」とクソ忙しいのに選挙区まで行って応援してやったのに、その後、「橋下は馬鹿だアホだなんだ」と言ってね、「大阪都構想なんかアホだなんだ」と、とにかくこの国士気取りの奴ね、「国を背負って」とか「国のために」とか言っている連中は恩知らずが多いね。

一同:ゲラゲラ

橋下:別に全部俺のおかげって言う訳じゃないけど、でも大阪でやってきて、いろんな積み重ねがあって、そういう看板で当選したことは間違いない訳よ。あれは恩を知らない保守気取りのヤツは本当に多いね。

ひろゆき:杉田さんが本当に思っているのか、こういうふうに言ったらオッサンに受けるんだよねっていう芸人になっているのか分からなくて。

サバンナ:扇情商法というか。

橋下:ネットの中のね、いわゆる国士気取りを応援する一部メンバーがいる訳。俺、ネトウヨって言葉は嫌いだけど、ネットの中の威勢のいいことだけ応援するヤツが一部いて、それにウワーッと拍手喝采を受けながら、ずっとこの路線でやってきた訳。この杉田っていうのは。

サバンナ:結構、この人炎上芸人・・・芸人じゃないけど。


▽日本一生産性がないのは・・・

橋下:僕は彼女の意見は彼女の意見としていいと思う。それは表現の自由があるから。誰か特定の個人を名誉毀損しない限り、個人の考えだからいいと思う。だけど僕は絶対に反対ね。LGBTは生産性がないと言うけど、生産性がないのはお前だ!

一同:ゲラゲラ

橋下:それわかっていないのか。この日本の中で一番生産性がないのは、こいつ。税金使って国会議員になって何の生産性もない、こいつは。

サバンナ:日本一だそうでーす。

一同:ゲラゲラ

橋下:保守っていうね、日本の歴史伝統文化を守れーって言うのは普通は、礼儀とか作法とかそう言うことでしょ?繰り返しになるけど、礼儀が一番ないヤツ。何で安倍さんが選んじゃんったんだろ。櫻井よしこさんがえらい推薦してね、安倍さんに電話かけて、安倍さんもえらい気に入っちゃったらしいんだけど、こういう国士気取りのヤツはダメ。もう。

サバンナ:維新で出て、今は自民なんですか。

橋下:で、落ちた訳、こんなん。で、維新で僕のこと「橋下はどうのこうの」と言って石原慎太郎さんの方(次世代の党)に行って、国士気取りグループに入って、見事落選して、一生懸命「国士気取り活動」やっている中で、ちょっと目に止まったのか知らないけど自民党で通ったと。

一同:へえー。そういうこともあるんですね。


▽生産性の高さと性は無関係

橋下:自民党ってすごいのが、その後、二階さんという幹事長が(LGBTに関して)そういう考え方もあると。

サバンナ:認めはったんですあ。

橋下:うん。ただ僕も考え方としてはいいですよと。僕は反対だけど。二階さんもそういうつもりで言ったのかな。だから自民党はそういう考え方なのかな。全部抱え込んで行くよね。

ひろゆき:考え方で言うと、世界で一番時価総額の高い会社、ちょっと前ってアップルなんですけど。社長はゲイなんですよ。

一同:へえー。

ひろゆき:だから生産性高い会社っていうとアップル高いよね。でゲイってことで、何言っているんだろう、杉田さんって。

サバンナ:その辺の認識って世界と比べて日本は遅れてますかね。

ひろゆき:人間が優秀かどうかということとゲイということと関係ない。優秀なゲイもいるし、ダメなゲイもいる。ヘテロセクシュアルな人で優秀な人もいるし、ダメな人もいる。自分が何が好きって関係ないと思う。それをごっちゃにしているのが・・・

サバンナ:この国一番のポンコツ発言という

橋下:ポンコツもポンコツなんだけど、維新の今のメンバーの中にもそういう考え方のがいるわけよ。

(ご参考) 橋下徹氏と足立康史・日本維新の会衆議院議員が罵り合いしてる模様? - NAVER まとめ 

2019年2月20日水曜日

【杉田水脈】記者に対する憎悪をネットで拡散するより、会見に応じよ

 昨年7月のLGBTへの差別発言を機に謹慎し、報道陣からも逃げ回っていた自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が年明けから活動を活発化させています。院内で開かれた集会で個人情報を含む写真をツイッターに投稿したのはこのブログで既報の通り。注目すべきは、報道に対する憎悪の扇動に力を入れ始めたことです。

▽マスコミを犯人扱い

1月31日に自民党本部で開かれた国防部会・安全保障調査会合同の際、杉田氏は以下のようにツイートしました。
 部会での会合の内容が中央日報に一字一句違わずに報じられたことを問題視し「マスコミは入れていないが、凄い『壁耳』」と、あたかも記者が韓国側に情報を提供しているように読めるツイートを投稿。個人が特定されかねない記者の写真も添えています。
 これらの投稿に対し、フォロワーからは「害虫駆除をお願いします」「『壁耳』を徹底的に排除するために、スパイ防止法の早期制定が望まれる」といった批判が相次ぎ、「なにこの壁耳ハゲ。気持ち悪。ストーカーかよ」など記者の容姿を誹謗する発言まで飛び出しています。結果として憎悪がマスコミに向かった格好です。

▽誘導策は失敗に

ただ大多数のフォロワーは冷静で「自民党内部に情報提供者がいるのではないか」との認識を示しており、杉田氏の誘導は不発に終わりました。これはおそらく、自称ジャーナリストの有本香さんがネット番組で同じ問題を取り上げた際に、自民党内部犯行説を唱えたからだと思われます。

 フォロワーたちの反応に不満だったのか杉田氏は翌2月1日、この記者の写真を拡大して再びツイッターに投稿して、憎悪を向けようとしたのですが相変わらずリプの大半は「内部犯行説」を疑う説が強く、目論見通りにはいかなかったようです。

▽部会の内容は機密情報ではない

我々がここで確認すべきことは、そもそも自民党の部会の内容が「機密情報」なのかどうかです。自民党の部会は党政務調査会の下部組織です。省庁側から施策の説明があり、これについて出席議員が意見を述べて政策に反映させる仕組みになっています。部会での決定事項が政務調査会で了承され、自民党の政策になっていくのです。
 マスコミに非公開の会合であっても伝統的に壁耳の取材方法が取られているほか、先生方も「部会で~について質問した」と自らの選挙区の有権者にアピールするため積極的にブログに内容アップしたりしています。
 事実、佐藤正久外務副大臣は部会の内容を詳細にブログに投稿していますし、杉田氏自身も部会での質問内容に加え、資料の写真をツイッターで全世界に発信しています。資料には外交のキーパーソンになる官僚の氏名が記載されており、悪用される懸念も残るにもかかわらず、です。
 こう考えると、部会の情報は「機密」でも何でもないということです。杉田氏が情報がマスコミに部会の内容が出たことや、取材記者にあらぬ疑いを向けるのは「お門違い」としか言いようがありません。

▽市民集会の取材者にも矛先

既に記事に書きましたが、2月14日に参議院議員会館で開かれた韓国人徴用工に関する会合で、杉田氏は取材に来たテレビ局のスタッフの顔写真を無断撮影し、自身のフェイスブックに投稿しています。


 国会議員が、自らとは無関係な会合の取材に来ている人物の顔写真を晒す意味がどこにあるのでしょうか。

▽逃げ回らず会見に応じよ

昨年のLGBT騒動の後、杉田氏は報道各社が求める記者会見に応じていません。MBSが放送した「バッシング」にも彼女が質問に答えず、逃げ回る様子がカメラに記録されています。公人である以上、マスコミ報道に意見があるなら堂々と正面から取材に応じればいいはずです。

 こそこそと記者の顔写真を盗撮してツイッターに投稿することが、多額の血税を支給されている国会議員の仕事だとは思えません。言いたいことがあるなら、記者会見に応じるべきです。

2019年2月19日火曜日

【杉田水脈】研究貶めるツイートに「いいね」、大学教授らによる名誉棄損裁判巡り

 自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が学者4人から名誉棄損で提訴された後、杉田氏が「(慰安婦問題は)他国の裏付けのない証言で騒いでいる」と原告の研究を貶めるツイッターの投稿に「いいね」を押していたことが19日までに判明しました。
 杉田氏の事務所はマスコミ取材に対し「訴状が届いていないためコメントできない」と回答を事実上拒否する一方、こうした書き込みに自身が賛同することで反省の意思がないことを改めて示した格好となっています。

▽ダブルスタンダード

杉田氏が「いいね」を押したのは提訴翌日の2月13日にツイッターに投稿された四つの書き込みで、いずれも科研費の使途などに疑問を呈する内容でした。
 最初の二つのツイートは、原告の牟田和恵大阪大教授(ジェンダー論)らに支給された科学研究費(科研費)に関し「(経費明細が)公開されないと納得できない」「領収書を明らかにし(ろ)」などと使途の詳細の公開を求める主張。



周知のように科研費による助成は、日本学術振興会が審査し、領収証についても厳しくチェックする仕組みとなっています。もし、杉田氏がこれらのツイートに賛同を示すのであれば、ご自身に投入された血税の使途を領収証とともに全て公開しなくてはダブルスタンダードになります。

GEISTE氏が杉田氏に対する批判記事で「杉田議員の受け取っている文書通信交通滞在費(年間1,200万円)には一切の証拠書類の提出義務がない。杉田議員はいつまでたっても実在を立証できない『科研費の闇』などよりも、ご自身の『議員歳費の闇』をこそ見つめるべきではないか」と主張するのももっともです。

▽予算案には反対しない矛盾

杉田氏が次に「いいね」を押したのは、「科研費がお手盛り・・・という批判がある以上、国民の委託(付託?)をうけた国会議員が調査するのは当然の職務」とのツイート。

これは審査に当たる学術振興会そのものに対する批判といえます。仮にこれに疑問があるなら、所管する文科省分を含む来年度予算案に杉田氏が反対しなければ辻褄が合いません。

▽「決して学問ではない」に「いいね」

問題は最後の発言です。

 「国内の資料を集め切っていない」「裏付けのない証言で騒いでいる」「決して学問ではない」というのは本当でしょうか?根拠を示して説明できなければ、誹謗中傷でしかありません。まさに研究自体を貶める内容で、「研究はねつ造」と主張した杉田氏同様に名誉棄損で訴えられてもおかしくありません。
 慰安婦について「社会学系ではなく本来は歴史学系の研究対象」とありますが、歴史的事象をジェンダー論で読み解く研究は普通にありますし、「歴史社会学」「地域社会学」「都市社会学」など学際性を持たせた連字符社会学の研究者も少なくありません。
 ツイ主は外国人の大学院留学生ということですが、一体どこの大学なのか気になります。

▽まとめ

以上みてきたように、杉田氏は反省の色が全くないどころか、自己矛盾を抱え込むことになるツイートに賛同をしています。裁判で被告席に座る杉田氏。どんなトンチンカンな反論が出てくるのか、今から興味深いです。

2019年2月18日月曜日

【杉田水脈】議員会館の規則違反が判明、共用部分の写真撮影で

 自民党の杉田水脈衆議院議員(比例中国ブロック)が参議院議員会館の共用部分を撮影しブログやSNSなどに投稿した問題で、あらためて参議院事務局に確認したところ、規則に違反していることが18日、判明しました。


▽パブリック部分は全て撮影禁止

 参院事務局の担当者は「写真撮影は、議員室内と会議室でドアが閉まった状態なら可能ですが、それ以外のパブリックな部分は全て禁止されている」と説明。この規則は議員でつくる運営組織「自治委員会」が定めた禁止事項で、不用意に人物が映り込むなどのプライバシー侵害に配慮する狙いがあるそうです。

▽投稿は憎悪の煽動目的か

 事務局によると、参院議員会館の会議室は議員本人の申請を受けて貸し出す仕組みで、会議室外側の廊下の壁に設置された電子掲示板には、この議員の氏名や利用時間などが表示されるようになっているということです。
杉田氏が2月14日に撮影したのはこの電子掲示板で、集会の内容を批判する一連のSNS投稿に添えられる形で翌日投稿されました。掲示板には立憲民主党の議員名が表示されており、杉田氏のフェイスブックなどではこの議員に対して「ゴミ屑議員」「外患誘致や共謀罪の適用を」などの書き込みが相次ぎ、憎悪の煽動を狙ったものとしか思えない結果となっています。
ツイッターでは18日午後の時点で600近くリツイートされ、「いいね」が1400近くついています。さらに写真には女性の顔も映り込んでおり、プライバシー保護の観点からも問題と言うほかありません。


▽参院事務局も事態を注視

 事務局に通報が寄せられたり警備員が現場を発見したりした場合は、写真撮影をやめるよう注意をすることになっているといい、当ブログがこの件が具体的には杉田氏によるものであることを伝えると「上の者に報告する」と事態を注視していく姿勢を示しました。
 違反者に対するペナルティーは「まさかそんなことをする人間はいないだろう」(事務局)という「性善説」に基づき設けていないとのことで、杉田氏の違反行為は国会の信頼をも傷つける行為と言わざるを得ません。

▽杉田氏は指摘を無視

SNS上では杉田氏の写真に対し「禁止場所で撮影したのではないか」といった指摘が相次いでいますが、杉田氏はこれを無視して閲覧可能な状態で放置しています。違反に対する罰則はないものの立法府に身を置く国会議員が、足元のルールに違反していいはずがありません。早急に写真を削除し、公に謝罪して再発防止に努めるべきです。

▽規範意識の低下不可避、党として再発防止を

 与党の国会議員が率先して規則を破るようになれば、規範意識の低下は避けられません。また自らの考えと異なる立場の議員の氏名を晒すために進んで規則を破っているとすれば、そうした主張に正当性は認められないと言わざるを得ません。
 杉田氏のLGBTに関する問題発言については、安倍晋三首相が「若いから」と尻ぬぐいし、実質的に不問に付した経緯があります。今回の件は細かな規則違反かもしれませんが、このような小さな決まりすら守れない議員に大きな仕事が任せられるはずがありません。党として再発防止のため処分が求められます


2019年2月16日土曜日

【杉田水脈】個人情報の拡散、フェイスブックでも発覚

 自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が集会で署名した市民らの住所や氏名が記載された署名簿の写真をツイッターに投稿した個人情報漏洩問題で、杉田氏がフェイスブックにも個人情報を含まれた写真を投稿をしていたことが16日、判明しました。同日午後5時時点で削除されていません。


▽2人分の個人情報は判読可能

問題の画像はツイッターにアップされた写真(現在は削除)と同じもの。ツイッターでの騒動で反省したのか署名した市民4人の個人情報は見えないように加工されています。しかし、欄外にある署名呼び掛け人のフルネームと携帯電話番号は残ったままで、不特定多数がアクセスできる状態になっています。これとは別に、携帯電話番号が判読可能なチラシも別カットでアップしています。



 またツイッターには掲載されていない、別のカメラクルーの顔写真も新たに投稿していることにも神経を疑いました。報道目的の人間の顔写真を撮影し、ネットで拡散する目的はなんでしょうか。私は報道自体の萎縮を狙っているとしか考えられません。

 杉田氏は集会が韓国人徴用工に関するもので参院議員会館で開かれたことを批判し、憎悪を煽っています。杉田氏の主張を真に受けた人物が個人情報を悪用する懸念は当然想定されます。国民から寄せられた批判を無視し、事態を放置し続ける杉田氏の責任は重い。
 国民の情報を公人が無断で拡散し、これを誰も止められない。こんな不条理なことがあって良いはずがありません。ツイッターやブログは小さな草の根の主張かもしれませんが、やがて大きなうねりに変わるよう期待しています。

▽規則を守らない国会議員

杉田氏は15日にツイッターの一連の投稿を削除した後、「会議室を借りたのは立憲民主党の神本美恵子参院議員です」と議員の氏名が表示された電子掲示板の写真とともにツイートしました。
 議員会館はテロを含むセキュリティーの関係から、会議室内部と議員の事務室以外の写真撮影は禁止されています。
 杉田氏の撮影した電子掲示板は、会議室の外側の壁にあり、共用廊下からしか撮影できません。つまり禁止場所から撮影したということを写真で証明してしまっているのです。
 言うまでもなく、立法府の国会議員は規則を作る側の人間であり、規則を破って写真を撮っていいはずがありません。こんなことが許されるなら誰もルールを守らなくなります。
 また杉田氏は自民党外交部会の副部会長として、人一倍テロ対策などにも神経を使わなくてはならない立場です。野党に対する憎悪を煽るために、日本の中枢の情報を外部に拡散するのはどうもおかしな話だと考えざるを得ません。規則を破ってまですることでしょうか?


 

【杉田水脈】高円寺の騒動は選挙妨害か?

 杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が今月16日、統一地方選後半戦の杉並区議選(21日投票、22日開票)の応援演説でJR高円寺駅前を訪れた際、集まった群衆の一部から抗議の声が上がりました。この様子を「選挙妨害」だと非難する意見も相次いでいます。  ここで一度、同様のケースでは...